webで公開されている情報の中から、R-Mapを活用したリスクアセスメントとして参考になりそうな事例を紹介しています。
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松本浩二, R-Map ( リスクマップ) の実践研究~ NITE 受付事故情報を試行的にリスク分析する, 生活安全ジャーナル, 第7号, 74-78,(独)製品評価技術基盤機構, 2009
NITE( 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 )が2008年4月からR-Mapによる製品事故のリスク分析を導入したが、最初の2か月間に受け付けた事故情報について、マクロ分析を実施した結果報告。
http://www.nite.go.jp/data/000004437.pdf
酒井健一 , NITE「製品事故100選」~典型的な製品事故事例から見た危害シナリオとリスクアセスメント(RA), 生活安全ジャーナル, 第16号, 54-62,(独)製品評価技術基盤機構, 2014
(本文より引用)NITE は平成 20 年度から平成 25 年度末までに収集した製品事故情報を基に R-Map(アールマップ)手法 を用いてリスク分析を約 2 万件(重複を除く)実施した。この分析結果より、典型的な 製品事故事例 100 件を抽出し、リスク低減の観点から危害シナリオを整理した「製品事 故 100 選」について概要を解説する。
酒井健一, R-MapとFTAを用いた消費生活用製品のリスクアセスメントについて, 平成23年度 製品安全センター 製品安全業務報告会, (独)製品評価技術基盤機構, 2011
http://www.nite.go.jp/data/000005682.pdf
藤原俊明ら, R-Map手法によるリコール判断のための社会的因子に基づくリスクバイアスの検討, 安全工学, Vol.52 No.1, 2013
リコールの実施を判断する際に、リスクに基づくR-Map分析を行うことはよく知られているが、クラスター分析などを用いてリコール事例の傾向分析を実施し、リスク以外にバイアス因子が存在することを明らかにした。R-Map実践研究会の研究成果をブラッシュアップしたもの。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/52/1/52_26/_article/-char/ja/
張坤, 製品事故データに基づくリスク・マトリックスの作成 - 玩具への適用, 社会技術研究論文集, Vol7, 66-75. Mar.2010
長岡技術科学大学博士課程に在籍されていた当時の論文。玩具製品のリスク分析にR-Mapを活用した事例。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sociotechnica/7/0/7_0_66/_pdf/-char/ja
積栄ら, 農業機械等による事故の詳細調査・分析手法の研究ー農業機械事故の詳細調査・分析, 平成24年度試験研究成績24-1, 農業機械の安全性に関する研究(第33報), 11-17, 農研機構生研センター, 2013
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/brain/material/060505.html